一日一曲(1692)ガイルスデルフ、パウル:すべては崩れ落ちるかもしれない

 本日は、没後50年(1976年1月26日生)を迎えらえたドイツの作曲家、パウル・ガイルスデルフさんの曲をご紹介します。

 ガイルスデルフさんは1890年6月10日、ドイツ東部ヴォーゲルスラントの街プラウエンで生まれました。幼い頃から音楽に親しみ、1904〜1910年にかけてライヒェンバッハの教員養成学校で学んだ後、1913〜1916年にはライプツィヒ音楽院で本格的な音楽教育を受けました。この時期、オルガニストで指導者のカール・シュトラウベや作曲家シュテファン・クレールらのもとで教会音楽と作曲法を磨いたことが、後の彼の音楽的基盤を築く重要な経験となりました。
1917年にケムニッツ(当時「カール・マルクス・シュタット」)の聖パウリ教会でカントル(教会音楽監督)としての職を得て以来、1947年までその役を務めました。その間、1937年にはナチ党に加入しています。その後、同地の聖ペトリ教会で1965年まで指揮者・音楽監督として活躍し、地域の教会音楽活動を長年にわたり牽引しました。1935年には教会音楽監督の称号を受けています。1976年1月26日、ケムニッツで85歳にしてこの世を去りました。教会音楽と合唱世界に残したガイルスデルフさんの作品は、地域の音楽文化に根付き、今日も歌われ続けています。

 本日の曲は合唱曲「すべては崩れ落ちるかもしれない」です。ヨハネス・クレッパー(Johannes Klepper, 1903–1942)が1938年に書いた詩に、ガイルスデルフさんが1940年に曲をつけました。外的秩序が崩壊しつつある時代に、「それでも神は揺るがない」というドイツ・プロテスタントの信仰告白が静かに、しかし断固として歌われています。

NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より(NML会員以外の方でも無料で試聴できます)
ガイルスデルフ、パウル:すべては崩れ落ちるかもしれない

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