一日一曲(207)カプースチン:ヴィオラソナタ
本日はカプースチンさんの月命日ということで、昨日に続いてカプースチンさんの作品を。
ヴィオラソナタは、作品番号が69です。昨日のヴァイオリンソナタが70ということで、同時期に作られた兄弟のような作品ということが言えるでしょう。
ヴィオラソナタは音域がヴァイオリンより低いこともありまして、ヴァイオリンソナタと比較すると渋めの印象があります。ヴィオラソナタはしっかり者のお兄さん、ヴァイオリンソナタはちょっとやんちゃな弟といったイメージでしょうか。
ヴィオラもピアノも、これでもか、といった感じで超絶技巧を繰り広げます。第3楽章などはテンポは速いし、リズムは複雑だし、と、合奏するのはとても大変ではないかな~と思いながら聴いています。そのあたり、本日の演奏者のネルソンさんとハウスモンさんは見事に演奏されていらっしゃいます。
NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より
https://ml.naxos.jp/work/4015191