一日一曲(221)ハイドン:ピアノソナタ第60番ハ長調Hob.XVI:50

 本日はハイドンのピアノソナタ第60番ハ長調Hob.XVI:50 です。本曲は、研究者によっては50番と分類されています。どちらが主流なのでしょうか?そのあたりはよくわかりませんでした。

 50番からの3曲(50,51,52番)は「イギリス・ソナタ」と呼ばれています。1794年から1795年のロンドン旅行の時に書かれたという定説になっているそうですが、真偽は不明とのこと。いずれにせよ、年金生活に入ったハイドンさんが自由な立場で何の気兼ねもなく作曲に専念していたころの作品ということは間違いないようです。

 キビキビとした第1楽章が曲全体の半分以上を占めています。この主題、ハイドンの曲の中でも好きな主題の一つです。第3楽章はあっという間に終わってしまいます。

 本日はピアノではなく、「フォルテピアノ」でお聴きください。よりハイドンが聴いていた音や雰囲気に近い演奏ではないでしょうか。
 
NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より
https://ml.naxos.jp/work/8123394

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