一日一曲(228)ヒンデミット:組曲「1922年」
本日はヒンデミットのピアノ曲『組曲「1922年」』をご紹介します。
ヒンデミットさんが27歳の時の作品です。ちょうど100年前に作られた曲です。本年が記念年の作品ということになりますね。
「行進曲」「シミー」「夜曲」「ボストン」「ラグタイム」の5曲から構成されています。
このうち、「シミー」と「ボストン」は、ダンスの1種で、1922年当時アメリカで流行していたそうです。また、「ラグタイム」は「平均律」という副題がつけられていまして、バッハの平均律第1巻ハ短調フーガの主題が使われています。原曲とラグタイムを聴き比べてみると面白いですよ♪
バッハ「平均律第1巻第2番ハ短調、フーガ」
(タンゲンテンフリューゲル(タンジェントピアノ)による珍しい演奏です)
本日はゲオルク・フリードリヒ・シェンクさんのピアノでどうぞ。アコーディオニスト御喜美江さんのパートナーだそうです。
NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より
https://ml.naxos.jp/work/5496730