一日一曲(230)ヴォーン・ウィリアムズ:チューバ協奏曲ヘ短調
本日はヴォーン・ウィリアムズのチューバ協奏曲です。
チューバを主役とした曲は珍しいです。普段はオーケストラの縁の下の力持ち的な感じで、低音部を担当してブカブカやっている地味な存在というイメージです。本曲ではしかし華々しく活躍いたします。
第1楽章はユーモラスな感じ。メロディが五音音階でできているので、東洋的な雰囲気も漂っています。しっとりとした第2楽章、勇ましい感じの終楽章も綺麗にまとまっています。本曲がヴォーン・ウィリアムズさんの中でも人気曲というのも頷けます。
NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より
https://ml.naxos.jp/work/106155