一日一曲(252)藤倉大:チャンス・モンスーン
本日は、昨日の演奏者の弟さんである村治奏一の演奏をどうぞ。
曲は藤倉大さんの「チャンス・モンスーン」。藤倉さんは大阪府出身の作曲家です。1998年、21歳の時にカジミェシュ・セロツキ国際作曲コンクールで、史上最年少第1位および最年少出場者特別賞を受賞され、以来日本を代表するの新進気鋭の作曲家として世界で活躍されています。
曲名の「チャンス・モンスーン」の由来に興味があります。調べてみたのですが、まだわかっていません。
曲は3部形式のようで、最初と最後の部分が「風」を表しているように聴こえます。次第に大きくなって暴風になるような風、といった感じでしょうか。
中間部(2分20秒あたりから4分15秒あたりまで)では音の断片が表れては消えていく中、突如激しい動きが現れます(3分30秒あたりから4分02秒あたりまで)。
本曲は演奏者の村治奏一さんに捧げられています。
NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より
https://ml.naxos.jp/work/5861092