一日一曲(265)J.S.バッハ:2声のインヴェンション

 本日は、昨日の演奏家御夫婦の娘さんの演奏をどうぞ。

 カリン・ケイ・ナガノさんは1998年生まれのピアニストです。NMLには2種のアルバムがありまして、その中から本日はバッハの2声のインヴェンションをどうぞ。

 この曲は、バッハさんの長男の音楽教育のために作曲されたそうです。
全部で24ある調性の中から、シャープはフラットの臨時記号が4つ以内の調性15を選んで作られました。残りの九つは、当時はあまり使われることがなかったことから割愛されたようです。
 現在、この曲集はハ長調~ハ短調~ニ長調…という順番に番号がつけられていますが、カリンさんは初稿の時の順番で演奏しています。初稿の順番は曲の難易度順になっているとのことで、恐らく子供の上達を考えた配列となっていたのでしょう。

 ピアノを練習したことのある人なら、必ずと言ってよいほど練習したことがあるのではないでしょうか。基本中の基本の曲集です。

NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より
https://ml.naxos.jp/work/5672176

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