一日一曲(35)ムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」より第10曲「キエフの大門」
本日は「ロシア5人組」の一人、ムソルグスキーさんの作品から。
組曲「展覧会の絵」は、ムソルグスキーさんの作品の中で一番有名な曲ではないでしょうか(もしくは「交響詩『はげ山の一夜』」でしょうね。)
原曲はピアノ曲ですが、どうも本曲は作曲家の何かを刺激する?のか、多くの作曲家が管弦楽曲版への編曲をされていらっしゃいます。個人k的には原曲のピアノ曲版が好みです。
今日は最後の第10曲「キエフの大門」を日本を代表するピアニストの演奏で。
組曲の最後を飾る荘厳な響き。でも、私は途中の静謐なメロディの部分に心を打たれます。人生の半分を「アル中」のような状態で過ごされた作曲家がこんな安らぎに満ちた透明な響きをのこしているとは!
NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より
https://ml.naxos.jp/track/1574454