一日一曲(41) ラヴェル:組曲「クープランの墓」より第1曲「前奏曲」
本日はラヴェルさんのピアノ曲の最高傑作のひとつ、「クープランの墓」から「前奏曲」を。
数多の演奏の中から、いいな、と思った演奏を紹介します。
この「クープランの墓」の「前奏曲」の演奏を選ぶには、コツがあると個人的に思っています。
それは、「演奏時間が3分プラスマイナス5秒の範囲内であること」です。
終わりの5小節目の「ミ」の音の伸ばし加減ですこしぶれますが、おおよそ上記の時間の演奏が早くもなく遅くもないピッタリの速度です。NMLの演奏は全て聴いてみましたが、いいなあ、と感じた演奏はすべてこの範囲内でした。
今回紹介する長崎麻里香さんの演奏は、その中でもいい演奏と思いました。フランスで修業なさった方のようでして、ラヴェルをはじめとしたフランス音楽が大好き!という気持ちも伝わってきました。
NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より
https://ml.naxos.jp/track/2181533