一日一曲(292)アルチュニアン:トランペット協奏曲
本日は没後10年(2012年3月28日没)を迎えられたアルメニアの作曲家、アレクサンドル・アルチュニアンさんの作品をどうぞ。
アルチュニアンさんは祖国アルメニアの民族音楽を取り入れ、独自の境地を開拓しました。トランペット協奏曲は30歳最初もしくは20代最後の作品で、出世作になったほか、トランペットの定番協奏曲の位置も獲得した作品となりました。
この曲の聴き所は、当たり前のことながら華々しく活躍するトランペット。アルメニア色に染まった魅惑的なメロディ。急速なタンギングによる速弾き。トランぺッターのツボを見事に押さえています。これは、トランぺッターが夢中になるのも頷けます。もちろん、聴いている私たちも同じですね。
NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より
https://ml.naxos.jp/work/4658471