一日一曲(302)ヒンデミット:コントラバスソナタ
本日のヒンデミット特集は、コントラバスソナタです。
1949年、作曲者54歳の時の作品です。緩、急、緩の3楽章形式で作られています。ただし、第3楽章はいくつかの部分に分かれていてテンポの速い部分もあります。演奏時間は10分少々ですが、第3楽章が全体の3分の2以上を占めています。
ヒンデミットさんは晩年の曲になるほど、少々とっつきにくくなる傾向にあると感じていますが、本曲もそんな「少々とっつきにくい曲」の一つではないかと思います。コントラバスの独奏曲として貴重な作品でして、NMLにも録音が多数あります。
NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より(NML会員以外の方でも無料で試聴できます)
ヒンデミット:コントラバスソナタ