一日一曲(341)シュヴェルツィク:アルプホルン協奏曲 「ケルト風」
本日はアルプホルンの協奏曲です。
アルプホルンはアルペンホルンとも呼ばれます。管楽器にはよく指などでで穴を押さえる部分がついていますが、アルプホルンにはそういった押さえる穴がありません。ですので、構造上自然倍音列しか音程を出すことが出来ません。本日の曲を聴いていて、少々調子外れに聴こえる部分がありますが、それは楽器の構造上仕方のないことなのです。
作曲者のクルト・シュヴェルツィクさんは1935年生まれのオーストリアの作曲家です。「第三ウィーン楽派」を組織し、現代のクラシック音楽を広める活動などもされていらっしゃいます。シュヴェルツィクさんご自身は、自分のことを「メロディスト」と定義されていらっしゃいます。本曲もその面目躍如、聴きやすいメロディがふんだんに盛り込まれています。
NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より(NML会員以外の方でも無料で試聴できます)
シュヴェルツィク:アルプホルン協奏曲 「ケルト風」