一日一曲(52) クラーマー:パガニーニの思い出

 今年(2021年)生誕250年(2/24生まれ)を迎えたヨハン・バプティスト・クラーマーの作品から。
 クラーマーさんはドイツのピアニスト・作曲家です。ピアノ協奏曲やピアノソナタ、練習曲集など、結構な数の作品を遺していらっしゃいます。が、今ではあまり演奏される機会がないのでしょうかね。私は、今回調べていてクラーマーさんのことを初めて知りました。

 本曲は、当時(今もですが)の超有名ヴァイオリニスト、ニコロ・パガニーニの作品からの引用をもとに作られています。ヴァイオリン協奏曲第1番(第1楽章と第3楽章)、第3番の有名なメロディ(リストが引用して作曲したのが、有名な「ラ・カンパネラ」です)などが本曲の中にちりばめられています。パッと聴いて以上は聴き取ったのですが、まだほかにも引用している曲があるかもしれません。ご存じの方いらっしゃったら教えていただければ嬉しいです。
 
NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より
https://ml.naxos.jp/work/182942

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