一日一曲(364)スピヴァコフスキー:ハーモニカ協奏曲

本日は、いろいろな楽器の協奏曲特集に戻りまして、ハーモニカの協奏曲をご紹介します。

作曲者のマイケル・スピヴァコフスキーさんは、ロンドン生まれのイギリスのヴァイオリニスト兼指揮者兼作曲家です。家系にロシアに先祖の方がいらっしゃるようです、名前からもそれが分かりますね。

曲は協奏曲の伝統的な形式を踏襲し、急緩急の3楽章形式です。全編ロマンチックなメロディに溢れていて、安心して聴くことが出来ます。特にハーモニカがソロで演奏する部分に注目してお聴きください。演奏者の息遣いが伝わってきます。小さな楽器ですが、繊細な表現ができるんだなあ、と改めて感じさせられました。第3楽章のような急速なパッセージも可能なんですね!そういった部分も聴きどころのびとつです。個人的には第1楽章のソロの部分が印象に残りました。

NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より(NML会員以外の方でも無料で試聴できます)
スピヴァコフスキー:ハーモニカ協奏曲

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