一日一曲(406)セヴラック、デオダ・ド:水の精と不謹慎な牧神
本日は、生誕150年(1872年7月20生まれ)を迎えらえたフランスの作曲家、デオダ・ド・セヴラックさんの曲をご紹介します。
本日の曲は「水」がテーマになっています。セヴラックさんにはほかにもピアノ独奏曲「日向で水浴する女たち」もあり、あるいはこちらの方が有名かもしれません。
水をテーマとした曲はたくさんあります。同時代のフランスの作曲家を見ても、例えばドビュッシーさんなら交響詩「海」や「オンディーヌ(水の精、前奏曲集第2巻第8曲)」、オペラ「ペレアスとメリザンド」など、さんでしたらピアノ独奏曲「水の戯れ」、「オンディーヌ」(ピアノ組曲「夜のガスパール」第1曲)などなど。聞き比べてみるとなかなか面白いですよ。
セヴラックさんの「水」は、素朴で明るいです。湿気を含んでおらず、からっとしています。セヴラックさんの出身地であり、こよなく愛した南仏の気候なども影響しているのかもしれません。
NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より(NML会員以外の方でも無料で試聴できます)
セヴラック:水の精と不謹慎な牧神