一日一曲(408)ボシュコヴェツ:ヴィオラソナタ

 本日は没後50年(1972年7月22日没)を迎えらえたチェコの作曲家、パヴェル・ボシュコヴェツさんの曲をご紹介します。

ボシュコヴェツさんはプラハ生まれでプラハ音楽院出身。1946年から1967年までプラハ芸術アカデミーで教えていらっしゃったそうで、チェコを中心に活動されていらっしゃいました。恐らくあまり外には出なかったのではないでしょうか。日本での知名度はさほど高くないと思います。

 本日の「ヴィオラソナタ」は無伴奏曲です。ヴィオラが主役の室内楽はさほど多くありませんし、まして無伴奏曲となりますとぐっと数が少なくなります。本曲はヴィオラの貴重なレパートリーかと思います。

 全体的に暗めの重々しい表現が目立ちます。ただし、12音音楽とは違ってメロディがはっきりしていて流れもわかりやすいので、物憂げな雰囲気が大丈夫な方なら聴きやすい曲ではないかと思います。

NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より(NML会員以外の方でも無料で試聴できます)
ボシュコヴェツ:ヴィオラソナタ

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