一日一曲(503)ガイザウスカス:ヴァイオリンソナタ第2番

 本日は、生誕100年(1922年10月25日生)を迎えらえたリトアニアの作曲家兼ヴァイオリニスト兼指揮者、ユルギス・ガイザウスカスさんの曲をご紹介します。

 リトアニアに生まれ、リトアニアで音楽を学び、リトアニア作曲家組合のメンバーとして活躍されました。1965年から1990年にかけてトラカイ地区の民俗牧師「ガルヴェ」としてリトアニアの民謡や踊り、器楽を教え、普及させ、リトアニアの国民文化の護り手として活躍されました。

 本曲、特に第1楽章の最初のテーマ、主に高音域で奏でられるのびやかで煌びやかなメロディが印象的です。高音の使い方がうまいなあ!と感じます。ヴァイオリニストとして楽器のことを知り尽くしている部分も作曲にうまく生きているのだと思います。
 ガイザウスカスさんはヴァイオリンソナタを9曲書いていらっしゃいますが、他のソナタも聴いてみたいものです。

NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より(NML会員以外の方でも無料で試聴できます)
ガイザウスカス:ヴァイオリンソナタ第2番

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