一日一曲(567)ホルト、シメオン・テン:20のバガテル

 本日は、没後10年(2012年11月25日没)を迎えらえたオランダの作曲家、シメオン・テン・ホルトさんの曲をご紹介します。

 ホルトさんは独特のミニマル・ミュージックで知られています。ミニマル・ミュージックは、単に「ミニマル」とも呼ばれています。『音の動きを最小限に抑え、パターン化された音型を反復させる音楽』と定義されます。要するに「繰り返しの音楽」です。現代音楽のムーブメントのひとつで、1960年代から盛んになりました。この音楽の代表的な作曲家として、アメリカのスティーヴ・ライヒさんや、同じくアメリカのフィリップ・グラスさんがいらっしゃいます。

 本日の曲、「20のバガテル」は、作曲者の自作自演版が遺されています。作曲されたのは、ホルトさんが31歳の1954年、録音はホルトさん55歳の時です。なぜか18番が録音されていないのですが、どうしてなのでしょう?気になるところです。

NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より(NML会員以外の方でも無料で試聴できます)
ホルト、シメオン・テン:20のバガテル(自作自演)

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