一日一曲(548)ハンコック、ギア:神にむかって喜び歌え

 本日は、没後10年(2012年1月21日没)を迎えらえたアメリカの作曲家兼オルガニスト、ギア・ハンコックさんの曲をご紹介します。

 ハンコックさんは1934年にテキサス州ラボックで生まれました。はテキサス大学オースティン校で音楽を学び、テキサス州ラボックのセカンドバプテスト教会でオルガニストに就任します。その後、ニューヨークの聖バーソロミュー監督教会のアシスタントオルガニスト。オハイオ州シンシナティのクライストチャーチ(現在のクライストチャーチ大聖堂)のオルガニスト兼合唱団長などを歴任しています。母校のオルガン及び宗教音楽の教授として後進の指導にもあたられています。
 オルガンの即興演奏家としての名声も高く、世界中でリサイタルを開かれています。妻のジュディス・ハンコックさんとも時折デュオリサイタルを開かれていたそうです。
 経歴からわかる通り、オルガンを中心とした宗教音楽が作曲の大半を占めています。

 本日の曲は奇しくも昨日の曲のタイトルと同一です。昨日はオルガン曲でしたが、本日はオルガン伴奏付きの合唱曲です。同じタイトルでも雰囲気は全然違いますね。ただ、神様を褒め称えている精神性は同じものが感じられます。なんというか、爽やかさに透明感と鋭利な刃物の切れ味を追加したような独特の響きが印象的な曲です。

NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より(NML会員以外の方でも無料で試聴できます)
ハンコック、ギア:神にむかって喜び歌え

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