一日一曲(600)ピアソン、ヘンリー・ヒューゴ:狩人の別れ
本日は、没後150年(1872年1月28日没)を迎えらえたイギリスの作曲家、ヘンリー・ヒューゴ・ピアソンさんの曲をご紹介します。
ピアソンさんは1815年にオックスフォードで生まれます。お父様は牧師さんで、息子には医者や科学者になることを望んでいたようですが、ピアソンさんはそれに逆らい、音楽の道に進むことになりました。1939年にはドイツにわたり、数年間音楽を学んでいます。その後、エジンバラ大学の教授に選出されたのですが、それを引き受けず、ドイツに移住して活動しました。
オペラ、管弦楽、声楽作品など幅広いジャンルで作曲活動をされていらっしゃいましたが、残念なことに今日ではほぼ「忘れられた」作曲家となっています。
本日の曲、「狩人の別れ」は声楽曲です。普通は伴奏はピアノのみということが圧倒的に多いのですが、本曲ではホルンもくわわっているという、珍しい編成になっています。詩はロバート・バーンズさんという詩人の作で、結構有名な詩だそうです。勇ましい感じの曲です。
NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より(NML会員以外の方でも無料で試聴できます)
ピアソン、ヘンリー・ヒューゴ:狩人の別れ