一日一曲(605)ビューラー、フランツ:10の典雅な小品より「第5番」

 本日は、没後200年(1823年2月4日没)を迎えらえたドイツの作曲家、フランツ・ビューラーさんの曲をご紹介します。

 ビューラーさんは1760年に生まれ、10歳のときに地元のベネディクト会修道院ネレスハイムの合唱団に入り、そこでピアノと通奏低音の演奏を学びました。1775年からはアウグスブルクに移り、神学、哲学、音楽を学びます。1778年にドナウヴェルトのハイリヒクロイツのベネディクト会修道院に入り、修道院での音楽を担当します。1784年に司祭に叙階されています。1794年に修道院を去り、ボルツァーノの大学オルガニストとなり、1801年にはアウクスブルク大聖堂の音楽監督に任命されています。特に宗教音楽の分野で沢山の曲を遺されています。

 本日の曲はフランツさんお得意のオルガンの曲です。本曲は宗教音楽とはあまり関連なさそうです。オルガンの練習曲としてちょうどよい曲のようにも思えます。そういう目的で作られたのかもしれません。

NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より(NML会員以外の方でも無料で試聴できます)
ビューラー、フランツ:10の典雅な小品より「第5番」

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