一日一曲(658)ブラント、ウィリー:演奏会用小品第2番

 本日は、没後100年(1923年2月2日没)を迎えらえたロシアのトランペット奏者兼作曲家、ウィリー・ブラントさんの曲をご紹介します。

 ブラントさんは1869年、現在はドイツの一部であるコーブルクで生まれました。早くから音楽教育を受け、若い頃は様々なオーケストラで働いていたようです。1890年に名前をヴァシリー・ゲオルギエヴィッチに変更し、ロシアのモスクワに引っ越し、同年にボリショイ劇場の首席トランペットとなり、活躍されました。ブラントさんの作曲した「トランペットのための34の習作」トランペットの学習には欠かせない教材となっています。

 本日の曲は、題名にもある通り、演奏会でも頻繁に取り上げられる曲です。伸びやかなトランペットの音色、技巧的なパッセージ、などなど、トランペットの魅力が存分に盛り込まれた作品です。ご自身の演奏用に作られた曲なのではないでしょうか。

NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より(NML会員以外の方でも無料で試聴できます)
ブラント、ウィリー:演奏会用小品第2番

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