一日一曲(84)ジェダルジュ :ヴァイオリンソナタ第1番ト長調 (コンクール特集 A-17)

 本日は、第16回チャイコフスキー国際コンクールピアノ部門の優勝者、フランスのピアニストのアレクサンドル・カントロフさんの演奏をどうぞ。フランス人として本コンクールピアノ部門の初の優勝だったそうです。

 本日はちょっと趣向を変えて、アレクサンドルさんは伴奏の方で。お父様の名ヴァイオリニスト、ジャン=ジャック・カントロフとの共演です。
お父様も国際コンクール優勝者(1964年 第11回パガニーニ国際コンクール など)です。親子で国際コンクール制覇とはすごいですね!
お父様の方は2012年に一度ヴァイオリン演奏から退かれたのですが、2017年に復帰されたそうです。息子さんの成長なども影響したのかもしれません。今回ご紹介するような演奏が遺されたことは喜ばしい限りです。

 曲の作者、ジェダルジュさんは、1856年生まれのフランスの作曲家・音楽教育家です。どちらかというと、教育家として知られているのではないかと思います。NMLには2曲しかありませんでした。ブーランジュやラヴェルを教えていらっしゃるそうで、ラヴェルは「ジュダルジュ先生からは技術を学びました」という言葉を遺していらっしゃるそうです。

 ヴァイオリンソナタ第1番、私も今回初めて聴きましたが、なかなかいい曲だと感じました。個人的には特に第1楽章が良かったです♪こんな曲が埋もれてしまっているのは、ちょっともったいない気がします。

NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より
https://ml.naxos.jp/work/7875177

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