一日一曲(699)クルチ、アルベルト:古い様式によるイタリア組曲

 本日は、没後50年(1973年6月2日没)を迎えらえたイタリアの作曲家兼ヴァイオリニスト、アルベルト・クルチさんの曲をご紹介します。

 クルチさんは1886年にイタリアのナポリに生まれ、幼い頃からバイオリンを学び始めました。ナポリ音楽院で1904年まで学び、卒業後はベルリンにわたり、ヴァイオリニストのジョセフ・ヨアヒムさんの許で研鑽を積みました。ヨーロッパを中心に演奏活動を行い、成功を収めました。第1次世界大戦後は主に後進の指導と作曲に活動の軸足を移し、ヴァイオリンの教育のための曲などを多く創りました。

 本日の曲、「古い様式によるイタリア組曲」も、教育的な曲の一つかもしれません。技術的には超絶技巧はほとんど使われておらず、「古き良き時代」の雰囲気を纏った作品です。

NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より(NML会員以外の方でも無料で試聴できます)
クルチ、アルベルト:古い様式によるイタリア組曲

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