一日一曲(700)カテル、チャールズ・サイモン:音楽悲劇「セミラミス」より序曲
本日は、生誕250年(1773年6月10日生)を迎えらえたフランスの作曲家、チャールズ・サイモン・カテルさんの曲をご紹介します。
カテルさんは1773年、フランス北西部のオルヌ県レーグルに生まれました。11歳の時にパリへ移り、その音楽の才能が認められて王立音楽学校で学ぶことになります。1787年にはパリ・オペラ座の補助講師および伴奏者となり、1795年には創設されたばかりのパリ音楽院で和声学の講師となったそうですから、その早熟の天才ぶりが分かります。57歳の若さで1830年パリで亡くなられるまで、作曲や後進の指導で活躍されました。
本日の曲は、カテルさんの書いたオペラの中からの抜粋です。本曲は独立して演奏されることも多かったらしく、カテルさんの人気曲だったとのことです。
NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より(NML会員以外の方でも無料で試聴できます)
カテル、チャールズ・サイモン:音楽悲劇「セミラミス」より序曲