一日一曲(90) シューマン:クライスレリアーナ(コンクール特集 B-5)
本日は、エリザベート王妃国際音楽コンクール1964年ピアノ部門優勝者、ロシア出身のピアニスト、エフゲニー・モギレフスキーさんの演奏をどうぞ。
モギレフスキーさんは、あまり世界的には活躍されていらっしゃらないようです。ソ連国内での活動が主だったのでしょうか。技巧的なピアニストとして知られているようです。今日ご紹介する曲も、颯爽と弾きこなしていらっしゃいます。
クライスレリアーナは、シューマンのピアノ曲の代表作の一つです。ショパンに献呈されています。のちに妻となるクララとの結婚に反対されていた時期に作曲されたそうです。恋の甘さや苦悩が込められている曲と言えるでしょう。
NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より
https://ml.naxos.jp/work/5879460