一日一曲(775)ロイド=ウェバー、アンドリュー:変奏曲(特集:51/61)

 パガニーニ奇想曲第24番特集その51です。本日もチェロとオーケストラの曲です。

 作曲者のアンドリュー・ロイド=ウェバーさんは、1948年生まれのイギリスの作曲家です。『キャッツ』『オペラ座の怪人』の作曲を手掛けるなど、ミュージカルを得意として活躍されています。功績を認められて、1992年にはナイトに叙勲、1997年には一代貴族シドモントンのロイド=ウェバー男爵(Baron Lloyd-Webber of Sydmonton)に叙爵されています。

 本曲は、テーマの後に23もの変奏が続く大作です。演奏時間も30分を超える作品に仕上がっています。全体的にロマンチックなメロディがふんだんに盛り込まれおり、映画音楽を思わせるような分かりやすく派手な立ち回りでも聴衆を魅了します。ミュージカルを得意としたロイド=ウェバーさんの長所がよく表れています。
 本日のチェリストは、作曲者の弟さんです。

NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より(NML会員以外の方でも無料で試聴できます)
ロイド=ウェバー、アンドリュー:変奏曲

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です