一日一曲(794)ヴェルテ、オイゲン・ヴェルナー:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ

 本日は、生誕100年(1923年8月12日生)を迎えらえたドイツの作曲家、オイゲン・ヴェルナー・ヴェルテさんの曲をご紹介します。
 
 ヴェルテさんは1923年にヴァイオリニストの家庭に生まれ、1942年から1949年までバーデン音楽大学で音楽を学びました。1971年に正式な州立音楽大学として認可された、ドイツの名門大学である「カールスルーエ音楽大学」の初代学長を務めるなど、作曲と教育の両分野で活躍されました。

 本曲は1970年、ヴェルテさん47歳の時の作品です。3つの楽章で構成されていて演奏時間は約11分。聴きやすいメロディがあまり出てこないので、ちょっととっつきにくい曲かもしれません。いろいろな「断片」が現れては消えていく、といった感じの曲です。第1楽章の59秒~1分7秒あたりは、ヴァイオリンでこんな音も出るんだ、とちょっとびっくりしました。

NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より(NML会員以外の方でも無料で試聴できます)
ヴェルテ、オイゲン・ヴェルナー:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ

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