一日一曲(102)ラフマニノフ、セルゲイ:コレッリの主題による変奏曲(コンクール特集 B-17)

 本日は、エリザベート王妃国際音楽コンクール2016年ピアノ部門優勝者、チェコ出身のピアニスト、ルカーシュ・ヴォンドラーチェクさんの演奏をどうぞ。

 10代後半からいわゆる「天才少年」として活躍されていらっしゃったようです。エリザベート王妃国際音楽コンクール優勝時は30歳ということで、少し時間がかかった印象ですが、よかったですね。

 この曲の主題はイタリアの作曲家コレッリさん(コレルリとも表記されます)のヴァイオリンのための作品「12の独奏ソナタ集」の第12曲「ラ・フォリア」から採られています。ただし、この主題がコレッリさんが作ったものではなく、イベリア半島を起源とした古い舞曲である「フォリア」が基になっています。
 とっても有名な主題で、「フォリア」というとまずこのメロディのことと言っても良い位です。ほかにもいろいろな作曲家がこれこれを基に作品を作られています。

 ヴォンドラーチェクさんの演奏は、左手で弾く部分、個性的な響かせ方、歌わせ方をしているな、と感じました。

NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より
https://ml.naxos.jp/work/2741216

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