一日一曲(864)ウィッティング、カール:Nach dem Sturm
本日は、生誕200年(1823年9月8日生)を迎えらえたドイツの作曲家、カール・ウィッティングさんの曲をご紹介します。
ウィッティングさんは独学でヴァイオリンを始め、14歳のときにアーヘンの市立劇場のオーケストラに所属することとなりました。その後1854年にパリに赴き、グランドオペラの合唱団のテノールとしても活躍されました。翌1855年にはパリを離れ、最初はベルリン、次にハンブルクに行き、そこでオペラの作曲家及び指揮者として活躍されました。
本日の曲は、ソプラノとピアノ伴奏の小品です。作品番号が24のNo.4となっていますので、いくつかのまとまった曲の中の1曲という位置づけなのでしょう。題名はドイツ語で「嵐の後に」という意味になります。本曲が醸し出す爽やかな空気感は、嵐が過ぎ去った後の気分にぴったりかもしれません。
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