一日一曲(873)ビアロスキー、マーシャル:13の格言と要約

 本日は、生誕100年(1923年10月30日生)を迎えらえたアメリカの作曲家、マーシャル・ビアロスキーさんの曲をご紹介します。

 ビアロスキーさんはオハイオ州クリーブランドで生まれ、音楽を学びますが、途中第二次世界大戦のため従軍しました。除隊後、シラキュース大学で音楽学士号を優等で取得、その後ノースウェスタン大学で音楽の修士号を取得しました。フルブライト奨学金でイタリアに留学しさらに研鑽を重ねました。その後アメリカに戻り、作曲を中心に活動されました。数々の賞を受賞されていらっしゃいます。

 本日の曲はオーボエの独奏曲です。少々変わったタイトルですが、曲は13の短い曲(演奏時間は13~73秒)とフィナーレ(演奏時間2分55秒)で構成されています。フィナーレが「要約」に当たるのかもしれません。各曲がかなり短いので、聴きなれないメロディでも集中力が途切れることなく聴くことができます。また、所々オーボエの特殊奏法などが出てきているよう(重音なども出てきます!)で、それらを聴くのも楽しみの一つになるかもしれません。練習曲としての活用も、よいかもしれません。

NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より(NML会員以外の方でも無料で試聴できます)
ビアロスキー、マーシャル:13の格言と要約

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