一日一曲(890)ハンディー、ウィリアム・クリストファー:メンフィス・ブルース
本日は、生誕150年(1873年11月16日生)を迎えらえたアメリカの作曲家、ウィリアム・クリストファー・ハンディーさんの曲をご紹介します。
ハンディーさんはアラバマ州フローレンスで生まれました。父親は牧師さんで、教会で使用するオルガンなどを除いて、楽器は悪魔の道具だと信じていたそうで、ハンディーさんは父親に隠れてギターやコルネットなどを練習し、地元のバンドなどで演奏していたとのことです。最初は教員、その後は工場で働いていたのですが、音楽への情熱はやみがたく、仕事の合間を縫って小さな弦楽オーケストラを組織したり、歌手、バンド・ディレクター、合唱監督、コルネット奏者、トランペット奏者と多方面で活動を始めることとなります。黒人音楽のルーツを生かし、後には「ブルースの父」と呼ばれるようになりました。
本日の曲は、ハンディーさんの書いた最初のヒット曲、「メンフィス・ブルース」です。ジャズの巨匠、デューク・エリントンさんの演奏でどうぞ!
NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より(NML会員以外の方でも無料で試聴できます)
ハンディー、クリストファー・ハンディ:メンフィス・ブルース