一日一曲(894)メイスン、ダニエル・グレゴリー:ピアノと管弦楽のための前奏曲とフーガ

 本日は、生誕150年(1923年11月20日生)を迎えらえたアメリカの作曲家、ダニエル・グレゴリー・メイスンさんの曲をご紹介します。

 メイスンさんはマサチューセッツ州ブルックラインで生まれ、1891年から1895年までハーヴァード大学で作曲を学び、次いでニューイングランド音楽院でさらに研鑽を積みました。1905年からコロンビア大学で教鞭を執りますが、1913年にパリのスコラ・カントルムに留学します。帰国後に再びコロンビア大学で後進の指導にあたり、それは1942年に引退するまで続けられました。ドイツ・ロマン主義音楽の流れを汲む、重厚さと内向性を併せ持った音楽を多数遺されています。

 本日ご紹介するのは、「ピアノと管弦楽のための《前奏曲とフーガ》」作品20。1921年、作曲者48歳の時の作品です。脂ののった時期の作品といえるでしょう。全体的に重厚な雰囲気に包まれていて、知らないで聴いたら作曲家の出身地を当てるのは難しいかもしれません。

NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より(NML会員以外の方でも無料で試聴できます)
メイスン、ダニエル・グレゴリー:ピアノと管弦楽のための前奏曲とフーガ

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