一日一曲(902)リクスナー、ヨーゼフ:青い空

 本日は、没後50年(1973年6月25日没)を迎えらえたドイツの作曲家、ヨーゼフ・リクスナーさんの曲をご紹介します。

 リクスナーさんは190②年にミュンヘンで生まれました。ピアノとヴァイオリンは習ったのですが、作曲はほぼ独学だったようです。17歳ころからヴァイオリニスト、ヴィオラ奏者、ピアニストとして様々なオーケストラで活動しました。1932年にベルリンに移り、活動を作曲を中心にシフト、じきに『バガテル』が成功し、順調に作曲家の道を歩まれました。ペレッタ、レビュー、ダンスシアターの音楽で名を遺されています。

 本日の曲は「青い空」。題名から南国の空や爽やかな空気を連想しますと、いい意味で裏切られます。こちらは、空は青くとも幾分愁いを帯びています。哀愁を帯びたメロディとほのかに明るいメロディとが絶妙のバランスで入れ替わり登場します。しばし感傷に浸りたいとき、この音楽が共にあると良いかももしれません。

NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より(NML会員以外の方でも無料で試聴できます)
リクスナー、ヨーゼフ:青い空

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