一日一曲(969)トゥーマ、フランティシェク・イグナーツ・アントニン:オルガン組曲
本日は、没後250年(1774年2月3日没)を迎えらえたチェコの作曲家、フランティシェク・イグナーツ・アントニン・トゥーマさんの曲をご紹介します。
トゥーマさんは1704年に生まれ、オルガニストであった父親から初期の音楽教育を受けました。聖ヤコブ大王のミノリテ教会でテノール合唱団に参加し、その後ウィーンで教会音楽家として活躍しました1722年にウィーンの副カペルマイスター、1731年には、ボヘミア大法官であったフランツ・フェルディナント・キンスキー伯爵のコンポジター・ウント・カペレン・マイスターとなりました。作曲家として、またバス・ヴィオールとテオルボの奏者としても活躍したようです。
本日の曲は、「オルガン組曲」です。題名の通り、オルガンのための作品でメヌエット、シシリアーナ、ガヴォットの3曲の舞曲で構成されていますが、それぞれ2分程度、全体で5分にも満たない演奏時間の小品です。かわいらしい作品ですね。
NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より(NML会員以外の方でも無料で試聴できます)
トゥーマ、フランティシェク・イグナーツ・アントニン:オルガン組曲