一日一曲(970)アプシル、ジャン:チェス

 本日は、没後50年(1974年2月2日没)を迎えらえたベルギーの作曲家、ジャン・アプシルさんの曲をご紹介します。

 アプシルさんは1893年にベルギー西部のエノー州ボンスクールで生まれました。1913年よりブリュッセル音楽院で作曲を学びました。ローマ賞を受賞されていらっしゃるそうです。ブリュッセル音楽院教授として長年活動したほか、、エッテルビーク音楽学校でも教鞭をとられています。ベルギー王立アカデミーの会員でもあったそうです。フランス音楽を中心に、多調、無調、十二音音楽など、いろいろな音楽を吸収して作品を創られていたとのことです。

 本日の曲は、ピアノ曲です。NMLには、「数々の失敗」という翻訳された題名がありましたが、これは、間違いではないかと思います。
正しくは「チェス」で、6曲はそれぞれチェスの駒の名前ではないかと思います。まあ、チェスの大曲の中では「数々の失敗」は起こりえるものでありますけれども。
 第1曲:Le roi(キング)
 第2曲:La reine(クイーン)
 第3曲:Le fou(ビショップ)
 第4曲:La tour(ルーク)
 第5曲:Les pions(ポーン)
 第2曲:Les cavaliers(ナイト)
 それぞれの駒の特徴を曲にしたものと思われますが、いかがでしょうか。個人的にはあんまりぴんと来ないなあ、と感じましたが、あるいはピッタリだという方もいらっしゃるかもしれません。

NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より(NML会員以外の方でも無料で試聴できます)
アプシル、ジャン:チェス

アプシル、ジャン:チェス

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