一日一曲(1030)ルンベック、アルバート:Salve Regina

 本日は、没後50年(1974年4月4日没)を迎えらえたスウェーデンの教会音楽家兼作曲家、アルバート・ルンベックさんの曲をご紹介します。

 ルンベックさんは1894年にスウェーデン南部のエーランド島で生まれました。1912年から1914年まで王立音楽院で音楽を学び、卒業後は1917年から1959年までバスタッドとホヴでオルガニスト兼カントルを務められました。1957年にはスウェーデン王立音楽アカデミーのアソシエイトに選出されています。教会音楽を中心に多数作品を遺されていらっしゃいます。

 本日の曲はオルガン曲「Salve Regina」です。「サルヴェ・レジーナ」とは、キリスト教聖歌のアンティフォナ(キリスト教聖歌の隊形の1つで、合唱を2つに分けて交互に歌う。東西の聖・公・使徒伝承教会(カトリック教会と正教会)で、現在も一般的に行なわれている)。とのことです。カトリック教会における伝統的な祈祷文の一つでもあり、日本のカトリック教会では「元后あわれみの母」の名で親しまれてきているそうです。
 本日はオルガン曲なので、2つの合唱にあたる部分など、うまく表現されています。穏やかな曲です。

NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より(NML会員以外の方でも無料で試聴できます)
ルンベック、アルバート:Salve Regina

ルンベック、アルバート:Salve Regina(MP3ダウンロード)

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