一日一曲(1140)イサミット、カルロス:Amul pullun – que se vaya el espiritu
本日は、没後50年(1974年7月2日没)を迎えらえたチリの作曲家、カルロス・イサミットさんの曲をご紹介します。
イサミットさんは1887年に、チリの首都サンティアゴの南114キロに位置する街レンゴーで生まれました。1905年に音楽院に入学しましたが、同時に絵画も学び始めました。作曲家であると同時に画家としても高名でした。美術学校と音楽院の両方の責任者としても活躍されました。作曲家としては、先住民族の音楽を深く研究し、自身の曲に生かされました。
本日の曲はヴァイオリンとピアノの小品「Amul pullun – que se vaya el espiritu」です。グーグルで翻訳すると「Amul pullun – 精神を解放しましょう」と訳されました。ちょっと独特な迫力がある曲です。物悲しさと不安と力強さが同居した、ユニークなメロディが耳に残ります。最後は「あれっ?」という感じでいきなり終了してしまいます。
NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より(NML会員以外の方でも無料で試聴できます)
イサミット、カルロス:Amul pullun – que se vaya el espiritu