一日一曲(1148)ヒルダッハ、オイゲン:Wo du hingehst
本日は、没後100年(1924年7月27日没)を迎えらえたドイツのバリトン歌手兼作曲家、オイゲン・ヒルダッハさんの曲をご紹介します。
ヒルダッハさんは1849年にドイツ東部の街ヴィッテンベルクで生まれました。父親はベルリン・ハンブルク鉄道の貨物輸送業者だったそうで、ヒルダッハさんがまだ幼い頃に亡くなりました。そのためヒルダッハさんはベルリンで祖父母のもとで育ちました。音楽の道に進むことになったのは24歳になってからだったそうです。バリトン歌手として活躍し、ソプラノ歌手のアンナ・ヒルダッハ(旧姓シューベルト)と1878年に結婚しました。地元ベルリンの音楽院で歌唱の教授も務められました。ご夫婦で広くコンサート活動をされましたが、1904年に夫婦そろってコンサートのキャリアを終え、フランクフルト・アム・マインに永住し、私立のソロ歌唱学校を開校し、後進の指導にあたられました。
本日の曲は歌曲「Wo du hingehst」です。Google翻訳にかけましたら、『何をすべきか』と訳されました。いささか大仰なタイトルですが、優しいメロディの柔らかな曲です。
NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より(NML会員以外の方でも無料で試聴できます)
ヒルダッハ、オイゲン:Wo du hingehst