一日一曲(1190)スジンスキ 、ミエチスワフ:ポーランドの聖歌「聖なる神」による即興曲
本日は、没後100年(1924年9月11日没)を迎えらえたポーランドの作曲家兼オルガン奏者兼指揮者、ミエチスワフ・スジンスキさんの曲をご紹介します。
スジンスキさんは1866年にポーランド中央部のシュロダ郡で生まれました。ベルリンとライプツィヒの音楽院でオルガンを学び、1890年からポズナンの音楽協会のオーケストラの芸術監督兼指揮者として活躍されました。1906年から1909年にかけて、ワルシャワフィルハーモニー管弦楽団の合唱団の指揮者としても活躍されています。1906年から1924年までワルシャワ音楽院のオルガンの教授を務め、1909年からは対位法も教授されました。
本日の曲はオルガン曲「ポーランドの聖歌「聖なる神」による即興曲」です。得意としていたオルガンの曲でして、本曲はNMLでも数種類の録音があり、スジンスキさんの曲の中でもとりわけ有名な曲という位置付けになっていると言えます。私は残念ながら原曲となるポーランドの聖歌「聖なる神」を知らないのですが、恐らく結構ポピュラーな聖歌なのではないでしょうか。そういったところも人気曲となっている理由の一つなのかもしれません。しっとりとした雰囲気の曲です。
NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より(NML会員以外の方でも無料で試聴できます)
スジンスキ 、ミエチスワフ:ポーランドの聖歌「聖なる神」による即興曲