一日一曲(1208)アロラス、エドゥアルド:ラ・カチーラ
本日は、没後100年(1924年9月29日没)を迎えらえたアルゼンチンのバンドネオン奏者兼作曲家、エドゥアルド・アロラスさんの曲をご紹介します。
アロラスさんは1892年にアルゼンチンの首都ブエノスアイレスに生まれました。本名は、ロレンソ・アロラ(Lorenzo Arola)であったそうです。ギター演奏から出発し、独学でバンドネオンを覚え、タンゴでのバンドネオン演奏で名を挙げました。『バンドネオンの虎』(El Tigre de Bandoneón)というあだ名ができるほどだったそうです。アグスティン・バルディ楽団やロベルト・フィルポ楽団で、第一バンドネオン奏者を担当したほか、自分が代表する楽団も結成して自作を含めて演奏を披露していたそうです。残念なことに1924年にパリで32歳の若さで亡くなられました。
本日の曲は「ラ・カチーラ」です。1921年、アロラスさん29歳の時の作品です。本曲は後に歌詞もつけられたそうです。単語の代名詞ともいえる曲です。
NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より(NML会員以外の方でも無料で試聴できます)
アロラス、エドゥアルド:ラ・カチーラ