一日一曲(1225)ガルテンローブ、オデット:ホルンのために

 本日は、没後10年(2014年9月20日没)を迎えらえたポーランドの作曲家、オデット・ガルテンローブさんの曲をご紹介します。ガルテンローブさんは2年前の生誕100年の時にもご紹介いたしましたので、2度目の登場となります。

 ガルテンローブさんはピアニストとして有名になりましたが、作曲も才能があった方でして、1948年、26歳の時に栄えあるローマ賞で見事優勝されていらっしゃいます。

 本日の曲はホルンとピアノための作品「ホルンのために」です。ピアニストとして高名な方が本曲のような室内楽作品を創られる場合には、その楽器(本曲の場合はホルン)の奏者から頼まれた、とか、友人だった、など、何らかの接点がある場合が多いです。本曲の作曲の経緯は残念ながらわからないのですが、興味深いところです。本曲は耳に優しいメロディがふんだんに使われているわけではありませんので、少々とっつきにくい感じはあります。出だしのゆるやかなホルン独奏と、終わりの方の消えるような表現が印象的でした。

NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より(NML会員以外の方でも無料で試聴できます)
ガルテンローブ、オデット:ホルンのために

ガルテンローブ、オデット:ホルンのために(MP3ダウンロード)

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