一日一曲(1408)ヴァイネル、スタンリー:教会コンチェルト第2番
本日は、生誕100年(1925年1月27日生)を迎えらえたアメリカの作曲家兼ヴァイオリニスト、スタンリー・ヴァイネルさんの曲をご紹介します。
ヴァイネルさんはメリーランド州の都市ボルチモアでロシア系ユダヤ人移民の家庭に生まれました。早熟な点台だったようで、8歳の頃には既にワシントン国立交響楽団のソリストとして演奏していたとのことです。1947年、弱冠22歳にしてレナード・バーンスタイン指揮のニューヨーク交響楽団のコンサートマスターとなり、活躍されました。作曲活動は30歳を過ぎてから始められ、オーケストラ作品、室内楽、声楽、教会音楽など、幅広いジャンルで200を超える作品を遺されました。1953年にヴァイオリンのソリスト兼教師としてブリュッセルに移り、1976年にはハンブルク音楽大学でヴァイオリンの教授職に就かれています。1991年に66歳の若さで亡くなられました。
本日の曲はヴァイオリンとオルガンのための作品、「教会コンチェルト第2番」です。『第2番』とありますので、少なくともヴァイオリンとオルガンのための作品を2曲は作られていらっしゃるようです。曲は名人芸を繰り広げるヴァイオリンをオルガンが重厚かつ派手に伴奏しています。
本日のヴァイオリンは作曲者自らの演奏でどうぞ。
NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より(NML会員以外の方でも無料で試聴できます)
ヴァイネル、スタンリー:教会コンチェルト第2番