一日一曲(1493)シェーヌ、シャルル:トランペット協奏曲第1番

 本日は、生誕100年(1925年7月11日生)を迎えらえたフランスの作曲家、シャルル・シェーヌさんの曲をご紹介しまます。

 シェーヌさんはフランス南西部の街トゥールーズで生まれました。パリ音楽院でダリウス・ミヨーなど著名な作曲家より作曲を学び、1951年にカンタータ「Et l’homme se vit les portes rouvrir」でローマ賞を受賞しました。1964年にはフランス音楽チャンネルの責任者に就任し、活躍されました。1975年から1990年まで、ラジオ・フランスで音楽制作のサービスを率いました。2016年6月サンマンデで90歳で亡くなられました。

 本日の曲はトランペット協奏曲第1番です。1956年、作曲者31歳の時の作品です。シェーヌさんは本曲の作曲から39年後、70歳の時にトランペット協奏曲第2番を作曲されています。比較して聴き比べてみるのも面白い試みと思います。来年は没後10周年なので、その時に第2番をご紹介することとしましょう。本日ご紹介する第1番は、若い頃の作品というだけあり、「とがった」表現が目立つように感じます。時代的には現代の作曲家となりますが、12音ではなく、メロディがはっきりしているので、聴きやすい曲です。トランペットが忙しく華々しく活躍します。

ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より(NML会員以外の方でも無料で試聴できます)
シェーヌ、シャルル:トランペット協奏曲第1番

シェーヌ、シャルル:トランペット協奏曲第1番(MP3ダウンロード)

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