一日一曲(1513)バウマン、ヘルベルト:マンドリンとギターのための協奏曲
本日は、生誕100年(1925年7月31日生)を迎えらえたドイツの作曲家兼指揮者、ヘルベルト・バウマンさんの曲をご紹介します。
バウマンさんはドイツの首都ベルリンで生まれました。。18歳でドイツ国防軍に召集され、バイエルンで終戦を迎えました。ベルリンに戻った後、父親の希望で当初は建築を学びましたが、すぐに音楽に転向したそうです。1947年からドイツ劇場の指揮者となり、そのかたわら作曲をパウル・ヘッファーとボリス・ブラッハーに師事しました。500以上の劇場音楽を作曲し、さらに30本以上の映画音楽を作曲するなど、活躍されました。2020年1月に94歳の長寿を全うされました。
本日の曲はマンドリンとギターのための協奏曲です。映画音楽を数多く創られたことが影響しているのでしょうか、とてもメロディックで親しみやすい曲に仕上がっています。ギター協奏曲やマンドリン協奏曲も数少なく珍しいジャンルに入るのですが、ギターとマンドリンがい一緒に独奏楽器として登場する協奏曲は、本曲が唯一ではないかと思います。指揮は作曲者本人です。
NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より(NML会員以外の方でも無料で試聴できます)
バウマン、ヘルベルト:マンドリンとギターのための協奏曲