一日一曲(1563)オーウェンズ、ロバート・リー:主を十字架に
本日は、生誕100年(1925年9月19日生)を迎えらえたアメリカの作曲家、ロバート・リー・オーウェンズさんの曲をご紹介します。
オーウェンズさんはテキサス州デニソンで生まれました。幼少期はカリフォルニア州バークレーで育ちました。4歳から母親の手ほどきでピアノを弾き始め、8歳で作曲、10歳で演奏を始めました。第二次世界大戦中に米陸軍に勤務した後、GI法案を利用してヨーロッパに留学、。1946年から1950年にかけて、パリのエコール・ノルマル・ド・ムジーク・ド・パリで音楽の研鑽を重ねました。1952年、コペンハーゲンでコンサートピアニストとしてデビューしています。1957年に米国に戻り、ジョージア州のアルバニー州立大学で音楽を教えました。1959年に彼はドイツのハンブルクに移住、1964年にはミュンヘンに移りました。ドイツでは映画俳優として就職し、映画俳優、舞台俳優、作曲家、ピアニストとして幅広く活躍されました。2017年1月にミュンヘンで91歳で亡くなられました
本日の曲は声楽曲「主を十字架に」です。題名から想像できる通り、重々しく悲痛な響きに満ちています。
本日の演奏のぴあの伴奏は作曲者自身です。
NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より(NML会員以外の方でも無料で試聴できます)
オーウェンズ、ロバート・リー:主を十字架に