一日一曲(1573)サンジュレー、ジャン=バティスト:テノールサクソフォン協奏曲

 本日は、没後150年(1875年9月29日没)を迎えらえたベルギーの作曲家、ジャン=バティスト・サンジュレーさんの曲をご紹介します。

 サンジュレーさんは1812年9月にベルギーの首都ブリュッセルで生まれました。ブリュッセルの王立音楽院で学びました。テアトル・ロワイヤル・ド・ラ・モネのヴァイオリン・ソリストや指揮で活躍されました。作曲家としては、サックスを本格的なクラシック楽器として扱った最初の作曲家の一人として知られています。サックスの発明者であるアドルフ・サックスの長年の友人(お互い王立音楽学校の学生として出会いました)であることが縁だったようです。そのほか、12の協奏曲、ヴァイオリンやその他の楽器のための多くの独奏曲、バレエのための音楽を作曲されていらっしゃいます。1875年9月に63歳で亡くなられました。

 本日の曲は「テノールサクソフォン協奏曲」です。曲名に「協奏曲」入っていますので、サックスとオーケストラの曲かな、と思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、サックスとピアノの曲です。軽快に動き回るサクソフォンが魅力的です。本日は夫婦での演奏でどうぞ。軽々と吹いているように聴こえますが、実際は結構な難曲なのではないかと思います。

NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より(NML会員以外の方でも無料で試聴できます)
サンジュレー、ジャン=バティスト:テノールサクソフォン協奏曲

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