一日一曲(162)J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンソナタ第3番ハ長調

 本日は、エリザベート王妃国際音楽コンクールの1971年のヴァイオリン部門優勝者、ミリアム・フリードさんの演奏を。

 フリードさんは1946年ルーマニア生まれ。幼少期にイスラエルにわたり、そこでヴァイオリンと出会ったのち、アメリカで研鑽を積まれ、以降アメリカを中心に活躍されています。

 バッハの無伴奏ヴァイオリンのソナタとパルティータというと、なんといってもシャコンヌのあるパルティータ第2番が有名ですが、その他の曲も素晴らしい曲ばかりです。ソナタ3番も地味な方ではないかと思いますが、2楽章のフーガなどその壮大さに圧倒されます。
 本日の演奏の中では第3楽章Largoが印象に残ります。静謐な佇まいの中に漂う気品。じっくりと味わっていただければ。

NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より
https://ml.naxos.jp/work/5923842

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