一日一曲(1620)アンドリーセン、ユリアーン:エレジア
本日は、生誕100年(1925年11月15日生)を迎えらえたオランダの作曲家、ユリアーン・アンドリーセンさんの曲をご紹介します。
アンドリーセンさんは1925年11月15日にオランダ西部の街ハーレムで生まれました。ユトレヒト音楽院で作曲家の父ヘンドリクに作曲を学び、その後パリで研鑽を重ねました弟のルイ・アンドリーセン、叔父のウィレムも作曲家という、音楽一族の生まれでした。パリでは主に映画音楽の分野で活躍されました。またオペラの分野でも活躍されていらっしゃいます。1949年から1951年までロックフェラー財団のフェローシップで米国に滞在し、活躍されました。オランダ文化界で多くの公的委嘱を受け、幅広い聴衆に音楽を届けた存在として評価されています。1996年8月23日にアムステルダムで没しました。
本日の作品はオーボエ独奏曲「エレジア」です。日本語に訳すと「悲歌」です。タイトルによくマッチした寂しげなメロディが印象的です。オーボエの音色とも良く調和しています。
NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より(NML会員以外の方でも無料で試聴できます)
アンドリーセン、ユリアーン:エレジア
