一日一曲(1169)ゴルターマン、ゲオルク・エドゥアルド:チェロ協奏曲第4番ト長調(カラオケ)
本日は、生誕200年(1824年8月19日生)を迎えらえたドイツの作曲家、ゲオルク・エドゥアルド・ゴルターマンさんの曲をご紹介します。
ゴルターマンさんはドイツ北部の街ハノーファーで生まれました。父親はオルガン奏者だったことから、幼少期から音楽に親しみました。ミュンヘンでチェロの手ほどきを受け、チェリスト及び作曲家として活躍されました。1852年、チェロ奏者として短期間ヨーロッパをツアーした後、ヴュルツブルクの音楽監督に就任しました。翌1853年にはフランクフルト・アム・マイン市立劇場の副音楽監督に就任し、その後1874年にカペルマイスター(首席音楽監督)に昇進しています。
チェロ曲を中心に作品を遺されていらっしゃいます。当時は非常に人気があったとのことです。チェロ協奏曲は8曲書かれており、その中でも第4番が最も有名で「学生協奏曲」と呼ばれています。題名の通り、チェロ練習者向けの曲として今でも使われています。ただ、コンサートなどで取り上げられる機会は皆無と言ってよい状況です。
本日はその「チェロ協奏曲第4番」を、練習用の「カラオケ・バージョン」でご紹介します。こちら、テンポが3通り設定されていて、演奏者の技量や習熟度に合わせて選ぶことができます。今回は一番早いバージョン、恐らく作曲者の意図したテンポのものを挙げておきます。私は本曲を初めて知ったので、このカラオケバージョンではチェロがどんな風なメロディを奏でているのかわからないのですが、想像しながら本カラオケを聴いて楽しんでいます。
NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より(NML会員以外の方でも無料で試聴できます)
ゴルターマン、ゲオルク・エドゥアルド:チェロ協奏曲第4番ト長調(カラオケ)